国家資格の一陸特ってどんな資格?取得するメリットとは

国家資格の一陸特ってどんな資格?取得するメリットとは

発展する無線通信サービスを支える一陸特

一陸特は「第一級陸上特殊無線技士」が正式名称で、無線通信設備を取り扱うための国家資格です。その範囲は、テレビやラジオの中継局や警察・タクシーなどの無線設備などを始めとして、今や日常生活欠かせなくなった携帯電話の基地局など広範囲にわたります。私たちに身近なところでは近年話題となっている次世代移動通信システム「5G」があり、車の自動運転や遠隔医療サポート、「モノのインターネット」で知られるIoTに応用されるなど、無線通信の技術の発展と共に利用シーンも大幅に拡大しています。

このように重要な情報インフラである無線通信は、正しく取り扱わないと既存の通信を妨害して社会生活に大きな影響を与える恐れがあるため、厳しい規格とルールの下で運用されています。その無線設備を正確に扱えるように定めた国家資格が一陸特で、幅広い分野でニーズが増えているため、現在注目されている資格となっています。

一陸特の資格を取得するメリットとは

一陸特の資格を持っていると、就ける仕事の分野が広がることが最大のメリットです。一昔前まではテレビ・ラジオ局や鉄道・警察などの陸上移動通信系無線局など働ける範囲が限られていましたが、現在では5Gの普及に向けて日本全体で基地局の建設が加速していますし、測量や災害時に活躍するドローンも一陸特の資格があれば操作可能です。急速に拡大するIT技術と並行して、無線通信サービスもますます増加していくことが確実視されるため、一陸特の資格を持っていることは働く上で大きな武器となることでしょう。

一陸特は合格率3割の難易度の高い国家資格です。過去問を繰り返すのはもちろん、試験のメインとなる計算問題を完璧にしておくことが合格に繋がります。